月額480円〜の高速レンタルサーバー ColorfulBox

"The Deep" in Osaka特別企画!
大阪の「土着!バレンタインデー」(2)

セブンさんのことを悪く言うつもりは全くおまへんねん。というのも去年のこの企画の中でWalterは

できればウチとこで広告請け負わせて欲しいぐらいの会社や

言うてますネンで。なんちゅうか、磨けば光るっちゅうか、期待感が十分にもてるやないでっか?

これもセブンさんの作品ですわ。 この「おにぎり弁当」も同じくセブンさんの商品や。「炊き込みご飯風ポン菓子」が二つに「梅干しチョコ」が入っておる。商品にこれと言った特徴は無いが、まあ、ここは商品のバラエティと考えようやないか。

 この商品の方は、アイデア云々より味そのものが今ひとつなんや。ポン菓子そのものが、えらい堅さで喰いにくい。黒く見える海苔は味付け海苔がついておるンやのうて、包装の上から黒い紙を貼り付けてあるだけ。まあ駄菓子やからあんまり味のことについてやいやい言うのは嫌やが、

せめてポン菓子の厚みだけは薄くする方がええ

と思うた。(喰いにくいのだけはなんとかせんとあかんわ。喰うとってボロボロこぼれるンやから)

こら驚いたが、固め打ちでもせんと効果はないやろななかなか考えたモンやと思うで  これらもセブンさんの製品。左は「水戸納豆チョコレート」。心配せんでも納豆チョコレートやない。中身は写真で見てわかるとおり、コーンパフチョコレートが入っておるだけで、間違っても糸を引くようなチョコレートははいっておらん。

ねばる想ひ
チョコにたくして
あなたに伝えて
納豆チョコ

こんな中身やで ちゅうて書いてある。まあ、これはパッケージ企画の段階から出てきた商品やろう。商品企画としてはさほど練れているモンや無いと見た。

 右は「恋の薬味本舗 七味ちょこれーと」。ひと振りでその恋を刺激する。と書いてある。こいつも納豆チョコレート同じく、パッケージの発想の域を出ておらん。ちなみに振り出し口は接着剤で固くひっつけてあり、普通の七味の竹筒みたいに引っこ抜くことはでけんようにしてある。せやから後から七味用の入れモンとして使うことはでけんのや。

(ほんのちょっとだけ残念に思うてしまったが、まあ、この辺はご愛嬌やないか)

ミニ飲茶。ちょっとふたが閉まりにくい さて、これ以外の大阪菓子メーカーはどないや?捜してみたら今年は色々出てきてるンや。

まずはこの「ミニ飲茶」。都島は友渕町。(株)ドリームSDさんの製品や。

 見てのとおり、ごっつわかりやすい。見たまんま。それ以外一切の説明のいらん作りや。セイロの上にブタの絵が描いてあるラベルがついとって、「おいしいアルヨ」と書かれておる。何となくそれがゼンジー北京師匠を思い起こさせるが、それほどのインパクトはないやろう。

ワシにはこの感覚はわからん 続いて登場は東成区中本のトモエ物産株式会社の「BABY UNCHIKUN」。ほ乳瓶の形をしておるが、中に入っておるチョコレートの名前は「うんちくん」や。

 実はWalterがまだ神戸に住んでおった頃、いつも行っておったバッタ衣料品店のレジの前に、この「うんちくん」チョコが陳列されておった。Walterは「こんな気色悪いモン、絶対売れへんわ!」と思うておったんやが、行くたんびに減っていっており、店の方も定期的に追加発注しておったようや。全く何が売れるかはわからん。

 しかし、個人的には「ベビーのうんち」=ビチグソと言う発想の消えないWalterにとって、ほ乳瓶の形をしておることもそないにプラスにはならん
 (ちなみにこのほ乳瓶。形だけ真似ておるだけで、実際にほ乳瓶としては使えんと書いてある。この辺はPL法を遵守しておると言うことやと思う。)


これはあまりにもざんないわ!  最後は前年、Pink&Pink Chocolateで、インスタントなバレンタインパッケージを見せてくれた、八尾市若林町の株式会社ユウカの作品や。
前年のPink&Pink Chocolateの銀紙は、金髪の異人さんのヌードが印刷されておるちゅうモンで、なんぼバレンタインを大人のお遊びと捉えても、もらったとしたら、

アンタは「スケベ」としか言いようのない男です

と、女の子に言われておるようなモンやったが、今年のこの「粗品のし袋感謝チョコ」。

またも強烈な義理チョコ感覚で魅せてくれるやおまへんか。(頭の中、紫色になってくるわ・・・・・)

感謝  いつも有り難とうございます
いつもご苦労様 これからもよろしく

ちゅうて、こんなチョコレート渡されても、ほんま

嬉しいと思えるようなご機嫌さんはおらん

と思うンでっけど、どないなんでしょうかね。去年といい今年といい、ユウカさんのチョコレートには義理チョコ感覚がいやと言うほど盛り込まれてますわ。ここまで徹底してやれば一つの文化とも言えるような気もしてきますな。


どないでしたか。大阪の菓子会社もがんばっておるんですわ。前年に引き続いてお送りした大阪のバレンタイン。悲喜こもごもという気もせんではないですが、くれるモンは何でももらうっちゅう、ちょっとがめつい大阪人根性を否定でけんWalterとしては、こういう罪にならないツッコミを書きながらも、自分宛のチョコレートを待っておるわけですわ。皆さんの幸せなバレンタインデーをお祈りし、本日の特別企画。これにて予定終了でございます。
ご静聴、有り難うございました。
戻る
情報提供・感想 トップページへ戻る