"The Deep" in Osaka特集企画!
大阪の「土着!バレンタインデー」(1)

 さて、まずはいつもウチとこをチェックしてもろうてる、ありがたい視聴者の皆さんにも、そして今日初めてウチとこに来た"The Deep" ハマリかけの視聴者の方にも思い出してもらいたいことがある。

大阪には菓子メーカーも存在し、ことに
駄菓子メーカーに至っては大御所メーカーも存在する

ちゅうことを。

"The Deep" in Osakaの古くからの視聴者の皆さんならば、ウチとこが大阪電脳(現在は「笑撃」と改名)のコーナーで、「駄菓子特集企画」をやったのを覚えておられると思う。
おさらいしてみよう。大阪に存在する三大駄菓子メーカー。 そのビッグ3とは

  1. オリオン製菓・・・ココアシガレットなどの商品で有名
  2. 島田製菓・・・・・「島田のラムネ」で有名
  3. 前田製菓・・・・・ご存じ「当たり前田のクラッカー」
このように、前田やオリオンのように、一応は名前の通っているメーカーもあるが、それ以外にも大阪には小さな菓子メーカーが多数存在するンや。それらの小さな菓子メーカーがバレンタインではここぞとばかりがんばるちゅうのが、大阪のバレンタイン商戦のオモロイところなんや。
まずは前年、ラーメンチョコ「手前一チョコ」で、めちゃくちゃな取り合わせを見せてくれた、吹田は垂水の株式会社セブンの今年の作品から紹介しまひょ。

「恋の押し寿司」とはなかなか小粋な・・・これが今年のセブンの一押しになると思う。

「恋の押寿司」-押して押して押しまくれ

や。去年のラーメンチョコ手前一丁よりは数段洗練されたセンスになっておる。小粋やないか!押し寿司は大阪の名物。その押しの部分に恋をひっかけたちゅうのもわかりやすい。去年のラーメンチョコを"The Deep" in Osakaがベタギャグと書き倒したのに触発されたかどうかは知らんが、これを見る限りベタギャグはあらへん。

これが中身。なかなかカラフルや。中身の方も結構なモンや。去年は全部が全部チョコレートにせんとあかんちゅう、妙な考えがあったせいで「ラーメンパフ入りチョコ」みたいな下手モン作ってしもうたみたいやが、今年はすっきりと「菓子詰め合わせ」としてまとまっておるやないか。

チョコレートは、写真上方の紋次郎イカの形をしとるモンと、「梅干しちょこ」言うのが入っておる。それ以外はせんべいとか、麩(ふ)みたいな菓子(「もろこしぼ〜」ちゅうヤツ)で、特別チョケたギャグを書いてあったりするわけやない。ホンマ、まじめに作り混んでおる。

これがなかなかうまかったんじゃ。

Walterは個人的に「梅干しちょこ」の味が気に入った。うまいこと説明でけんが

チョコボールウメミンツ(オリオン製菓)をコートしたような味」

で、結構いける。ただし薬くさい味が嫌いな人にはよう勧めん。


これも亜流やが、亜流になるとぼろが出るな。 セブンは同じ弁当シリーズとして、右の写真 「恋の旅路」ちゅうヤツも作っておる。

(「愛の旅路」っちゅう唄が内山田洋とクールファイブ
ナンバーにあったのを思い出す。)

恋が冷めぬうちに お早めにお召し上がり下さい。

と書いてある。う〜ん。なかなかこれも小粋や。言うなれば「2」の線やないか。

 しかし、ここまで来たら大阪の会社としては余りにも出来過ぎやないか?。何しろ


無理がたたるとこうなってしまう。 ちゅうて書いておったセブンや。無理がたたってしもうたと思わざるを得んのがパッケージに書いてあるこの歌詞や。

「お二人で御一緒に唄いましょう」ちゅうて、そらアンタ、無理やで。
ホンでもって「恋のチョコ路」て何やねん?
よう訳わからんようになってしもうとる。Walterはこの唄は完全にいちびった大阪人の自滅パターンやと見た。

やっぱり最後まで2の線で決めるっちゅうのは大阪人にとっては難しい事なんやちゅうことが伺えるこっちゃなと、納得してしまうやないか。

まあ、しかしこのセブンという会社のバレンタインに対する意気込みについてはすばらしいモンがあるわな。その姿勢には大阪ならではちゅうのが伺えることに、我々大阪人は喜ばんといかんやないか?


大阪のセブンはまだまだ頑張る?話は続く。どうぞ次ページへ!
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